自衛官に聞いた、くじけそうなとき「支えになった言葉たち」
2020年12月、大雪の高速道路上で立ち往生している車両への災害派遣活動で、水、燃料、食料などを担いで、雪をかき分け数キロを歩いてきた自衛官が救難現場で発した第一声が、「遅くなってすみませんでした」だったとニュースなどで報じられた。20代の若い隊員だったと聞く。彼らはどのような教育を受けてきたのだろうか。
第一線で活躍する自衛官の証言「くじけそうなとき私はあの言葉で強くなれた」
自衛隊は、入隊直後から退職するまで、生涯、教育・訓練を受けるようにプログラミングされている。精強で誠実な隊員がつくられる教育とは?さまざまな教育手段の中からマモルでは、「言葉」に着目した。
自衛官といえども、入隊...