海上自衛隊の艦艇長候補者が全員学ぶこととは?腕が問われるのは「入出港時」の操艦
海上自衛隊の主力装備・艦艇を動かすためには、多くの乗員が必要。そして、その乗員たちを統率するのが「艦長・艇長」です。
横須賀海上訓練指導隊の教育科には、海自の隊員育成で唯一の「艦長・艇長」の教育組織があります。全ての艦艇長経験者が、ここに集い、ここから巣立っていった「艦艇長の学校」を紹介しましょう。
艦艇長候補者が全員受講する教育を担当する教育科
艦艇の乗員を育て、命を預かる重責も担う艦艇長。最大で約500人を率いて艦艇を動かす艦艇長は、船乗りにとって憧れであり、かつ大きな目標となるポジションだ。
同教育科は、艦艇長の育成を行う教育課程「幹部専修科水上艦艇指揮課程」の運営および教育を担う...