催涙ガスが充満した場所で防護マスクを外す…自衛隊の訓練が極限すぎる
自衛官は特殊服を装備することで過酷な環境でも任務を行うことができるが、いくら性能が高くとも、正しい着用や使用をしなくては役に立たない。自衛隊では新隊員の教育で極限下での対応法を学び、特殊服の使用に関しても、日ごろから訓練を重ねている。その中から、いくつかの例を紹介しよう。
新隊員の教育から極限下での対応を学ぶ
陸・海・空各自衛隊に入隊すると、まず最初に配属されるのが教育隊。新入隊員はここで約3カ月間、基地・駐屯地の隊舎で共同生活を送りながら自衛官の基本を学ぶ。さまざまなカリキュラムの1つとして行われるのが、陸自の防護マスクの着用教育だ。
催涙ガス(訓練用で人体には無害な催涙線香と呼ばれる...