自衛官の階級、どこを見れば分かる?陸・海・空の階級章・制服の違いを解説
世界各国の軍隊で用いられる「少将」や「大佐」などの軍事階級。一方で、軍隊ではない、専守防衛に特化された防衛組織・自衛隊ではどのような階級制度が採用されているのだろうか。詳しく説明していく。
自衛隊は階級の違いが制服に現れる
自衛官の制服はその人物のデータベースとも言えよう。
制服に着用されているさまざまなマークを見れば、その人がどの部隊に所属し、どの階級で、これまでどのような経歴をたどってきたかが一目でわかる、いってみれば歩く履歴書だ。では階級はどこで見極めるのだろうか。
階級ごとに装飾が異なる陸上自衛隊の制服
陸自では階級によって制服の装飾が異なっている。将、将補では、上着の袖に金と銀...