夜明け前から自主トレ、2キロの重りを持つ水泳訓練も!航空自衛隊「救難員」を目指す学生要員の1日に密着
自衛隊の航空機が事故を起こしたときなど、素早く事故現場に駆け付けて搭乗員を救い出す任務を負っている航空自衛隊航空救難団。
2025年5月、マモルは救難員を目指す学生要員の訓練に密着する機会を得た。己の限界に挑みそれを越えるため、全ての人を“救う”ため、心身を極限まで鍛える救難員教育の一部をお届けする。
夜明け前に自主トレ開始。早朝から体力の向上に励む
学生要員の朝は早い。まだほかの隊員が眠っている5時には起床し、身支度をして運動場でストレッチや筋トレなどの「間稽古」(注)を行う。
基地内では常に隊列を組み、救難員課程の旗を持って走って移動する。
朝食後の9時からは、体力錬成が始まる。
内...