海自の「乗艦協力プログラム」とは?東南アジアなど16カ国から海軍士官を招き航海訓練
日本を含むインド太平洋地域の国々に繁栄と安定をもたらすため、法に基づく秩序ある世界を構築しようと、2016年に日本が提唱した外交方針「自由で開かれたインド太平洋(略称:FOIP<Free and Open Indo-Pacific>)」。
これを実現するため、防衛省・自衛隊もさまざまな活動をしているが、その一環として、24年6月に行われたのが「乗艦協力プログラム」である。
東南アジアや太平洋島しょ国の16カ国から海軍士官などを招いて、グアム〜日本間の洋上で行われた航海訓練にマモル特派員が同乗した。
日本を含む世界の繁栄と安定を目指す取り組み
日本は、石油ほか物資の大部分を海外に依存してい...