海上の最前線で負傷者の生命を守る「第一線救護衛生員」とは?
海上自衛隊では、2019年から最前線で負傷者の生命を守る第一線救護衛生員の養成が進んでいます。1分1秒、手当の遅れが死につながる状況下で、自身も危険な状況にさらされながら的確な緊急救命行為を施さなければならないため、強い精神力と医療知識に裏付けられた処置を求められる第一線救護衛生員を教育する海自の自衛隊横須賀病院教育部を紹介します。
第一線救護衛生員を要請する「自衛隊横須賀病院教育部」とは
海上自衛隊の職種の1つである「衛生」は、隊員の健康管理、訓練などにおける救護、衛生資材の管理など医療関連の任務に携わる。衛生員は基地内、艦艇や潜水艦内、航空機内など、活動の場が幅広く、准看護師免許やス...