「これがないと飛べません!」自衛隊パイロットたちのバイブル「航空路図誌」を徹底解剖
車でドライブするときに使う「道路地図」があるように、飛行機が飛ぶためにも「航空図」がある。自衛隊にはこの航空図を作成する専門の部隊がある。それが、航空自衛隊の飛行情報隊だ。
飛行情報隊が編集している航空図の中の1つに、パイロットや管制官から便利だと重宝されている「航空路図誌」があるが、この役割や魅力について陸・海・空のパイロットや元海自パイロットの津野氏に聞いてみた。
【津野拓士氏】
第一工科大学航空工学部准教授。海上自衛隊でP-3Cの機長などを務め、退職後に民間の航空会社のパイロットを経た後、現職に就く
全国の飛行場の情報がまとめられヘリの離発着のデータも充実
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