イージスシステムに関する教育訓練を行う海上自衛隊「水上戦術開発指導隊」。ミサイルで守る力を磨く
海上自衛隊の主力装備・艦艇を動かすためには、多くの乗員が必要だ。そのため、海上自衛隊には「海上訓練指導隊群」という、艦艇の乗員を鍛える指導者たちが集まったインストラクター役の部隊が存在している。
中でも「水上戦術開発指導隊」は、敵の攻撃からどう守るかなど、艦艇の戦闘に関する部分を指導する。その教育と活動を紹介しよう。
護衛艦に不可欠な誘導武器や戦闘指揮システムを教育
海上訓練指導隊群隷下の「水上戦術開発指導隊」。横須賀に本拠を置くこの隊は、イージスシステムを中心とした水上艦艇が装備する誘導武器および戦闘指揮システムに関する教育訓練を行うことが任務で、それに加えて、水上艦艇に関する戦術開発...