都内数か所でテロが起きたら…「大量傷者受入訓練」の重要性
2020年2月、クルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス号』で発生した新型コロナウイルス感染症患者をいち早く受け入れた自衛隊中央病院。医療従事者の感染ゼロを継続しながら、今も市中感染の患者を受け入れ続けています。ここは“自衛隊員の病院”でありながら、日ごろは地域住民の診察・診療も行い、ひと度、大規模災害などが起これば、日本医療の“最後の砦”となり、国民を守るのです。
自衛隊中央病院の「強さ」を支える要素の1つが、日ごろからの厳しい訓練だ。大規模災害への対処訓練を年1回行うほか、感染症対策の訓練も定期的に実施している。
毎年恒例の大規模訓練、「大量傷者受入訓練」とは?
自衛隊中央病院が、各種災...