海上自衛隊のパイロットにはどうすればなれる? 航空学生が過ごす濃密な日々
未来の航空機搭乗員を目指し、海上自衛隊の若き航空学生は小月教育航空隊に集う。ここで過ごす濃密な日々は全てウイングマーク取得のためだ。
英語や不時着水脱出訓練まで 搭乗員の基礎をここで学ぶ
海自パイロットになるには、高校または大学卒業後に航空学生として小月教育航空隊に入隊する道、または防衛大学校および一般大学から広島県江田島の幹部候補生学校で幹部となった後に小月教育航空隊を経て第201教育航空隊で教育を受ける道の2つの道がある。そのうちの1つ、航空学生の教育期間は約1年半だ。
航空学生の教育内容は、英語、数学や防衛学などの座学だけでなく、自衛官としての規律や心構え、体力を養う訓練も行う。2...