すべては命を救うため…救難活動のプロフェッショナル「百里救難隊」
捜索機U-125AとUH-60J救難ヘリコプター、2機の救難機を連携させ、命がけの任務に臨む百里救難隊。クルーはおのおのの任務に集中し、救難活動をパーフェクトに遂行すべく日々訓練に励んでいる。“ワンチーム”のメンバーたちに、胸に秘めている任務への思いに迫ってみた。
重要なのは『知識・技術・人間性』のバランス
【百里救難隊 UH-60Jパイロット 中村秀樹3等空佐】
いかなる状況下でも適切で安全な飛行をする
48歳のベテランパイロット中村3佐。救難活動のため、険しい山岳地を飛び、ほぼあらゆる地形にアプローチできる屈指の操縦士だ。その彼が“最も難しいのはホバリング、止まること”だと言う。
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