不法侵入者から基地を守る、「横須賀陸警隊」の装備品を公開
日本の海を守る海上自衛隊にも、外敵の脅威に対処するために陸上で戦う部隊がある。それが海自の港湾などの警備を担う陸警隊(りっけいたい)だ。
海上自衛隊の横須賀、呉、佐世保、舞鶴、大湊各地方隊には、それぞれ警備隊が置かれ、地方総監の指揮監督を受ける警備隊司令が、各部隊を統括する。陸警隊は警備隊隷下の部隊となり、警備対処掛(注)警備犬運用掛、庶務掛、庶務掛で構成されている。
警備対処掛(以下、対処掛)では敵との戦闘に備え、格闘術やガンハンドリング(小火器を使用するときの動作)、といった警備に関わる動作などを日々、訓練している。技術や心得を隊員たちはどのように磨き上げているのか?対処掛の掛長(リ...