世界の軍隊“ミリメシ”を比較 イタリア軍は「満足できるイタメシ」
戦場、被災地での作戦行動中、または訓練中に取るために配給される食糧のことを「戦闘糧食」と呼ぶ。英語では、combat rationといい、日本では略してレーション、また、最近は“ミリメシ”と呼ばれることが多い。かつては缶詰が中心の“缶メシ”と呼ばれ、隊員の間ではあまり評判の良くなかった陸上自衛隊のミリメシだが、2022年4月に、約10年ぶりに大リニューアルされて、格段においしくなったと話題になっている。
もちろん、世界各国の軍隊にも戦闘糧食がある。他国軍の兵士たちはどんなレーションを食べているのだろうか? 1990年代に各国の軍隊を訪ね、レーションを提供してもらって食べ比べてみたという『...