「人は転んだ時の起き方が最も大事」心に残る自衛官たちの言葉
自衛官といえども、入隊するまでは、例えば、親元から学校に通う学生など、普通の若者だった。どこにでもいる若者が、ひとたび事が起きれば身をていして人を助け国を守るための任務に就く。
そのための肉体的にも精神的にも厳しい訓練で、くじけそうになった彼らを支えたのは、教官や上司、先輩から送られた“言葉”だった。彼らを強くしたその言葉を集めてみた。
「常に全力」
訓練が終わった後、先輩から「今日は全力でやったか?」と聞かれました。私は「はい」と答えましたが心の中では「まだまだやれる」と思っていました。先輩が言いたかったのは、「何事も全力でやらないと周りの先輩たちに追い付き追い越すことはできない。今の...