福島第1原発事故や地下鉄サリン事件で活躍した自衛隊の「特殊服」がすごい
敵の侵略や自然災害から、日本の国民を守るため日ごろからさまざまな状況を想定して訓練や任務に当たる自衛隊。その活動範囲は、火の中、水の中、空の上といった極限の環境から、爆発物の処理、化学兵器、ウイルスなどへの対応など実に多種多用だ。そのため、このような特殊な環境での任務を行うために、自衛隊には特殊服が装備されている。
陸・海・空各自衛隊が使用している特殊な環境下で活動するための装備品たち。どのような環境でどのように使うのか、その特徴をまとめてみた。併せて実際に使用している隊員の声もお届けする。
18式個人用防護装備
有毒物質が飛散する空間で着用し体を保護する
<SPEC>全備重量:約6㎏
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