ドラマの舞台にもなった航空自衛隊「救難教育隊」。航空事故や災害…過酷な現場で命を救うPJを育てる
自衛隊の航空機が事故を起こしたときなど、素早く事故現場に駆け付けて搭乗員を救い出す任務を負っている航空自衛隊航空救難団。通称PJ(Pararescue Jumper)と呼ばれる救難団の救難員たちを育成する役目を担うのが、救難教育隊だ。
そこで、テレビドラマの舞台にもなった救難教育隊の概要を説明しよう。
過酷な現場に駆け付ける人命救助最後のとりで
航空自衛隊航空救難団の救難員は、厳しい訓練を受けて能力を高めているだけでなく、中には、適切な救命措置を行うため准看護師や救急救命士などの資格を取得している隊員もいる。
一般人が被災した事案でも、警察や消防では対処できない状況では、都道府県知事など...