日本の海を守る「P-3C哨戒機」、搭乗員それぞれの役割を解説
わが国の領海に侵入する潜水艦を阻止するため、365日24時間、哨戒部隊が実任務として、警戒監視活動を行っている。
最前線で戦う隊員を育てている第203教育航空隊の教官に、P-3Cの搭乗員それぞれの役割とその重要性を聞いてみた。
P-3C
潜水艦や不審船舶の監視を行う哨戒機。機動力が高く、広い範囲を捜索できるため、遠方の警戒・監視を担当する。
<SPEC>全幅:30.4m 全長:35.6m 全高:10.3m 全備重量:約56t 巡航速度:約645km/h 最大速度:約730km/h
操縦士
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戦術航空士の組み立てる戦術を理解し、最適な飛行経...