航空自衛隊を弱体化させないため…「中部航空方面隊司令部支援飛行隊」の存在意義
現場を離れた隊員のパイロットとしての技量を保持するための教習所ともいえる「中部航空方面隊司令部支援飛行隊」(以下:中司飛)。管理職などの操縦者の飛行訓練の支援を実施して “生涯・臨戦態勢”を誇り、精強さを維持する「中司飛」の任務につく自衛官たちのコメントを紹介しよう。
入間基地から他基地への人員輸送
多用途支援機U-4で人員や貨物を空輸
中司飛の任務には、T-4という練習機による飛行訓練のほか、多用途支援機U−4を使用した人員や貨物の空輸などを行う支援飛行がある。
「指揮連絡のために司令官などのVIPを国内各地の空港や空自の各基地へ送迎したり、空自の各部隊の運営状況を調査する監察団などを...