空自パイロットは管理職になっても空を飛び続ける「生涯臨戦態勢」
企業や官庁など多くの組織では年齢が上がったり、役職が上位になると現場から離れ管理=デスクワークが仕事の中心になっていくことが多い。トラブルなどが起きて急遽、現場に駆り出され右往左往する管理職を見たことはないだろうか?
自衛隊では、階級が上がっても「常時臨戦態勢」を保持している。毎年の体力検定で屈強な肉体を維持し、射撃訓練などで技能を磨き続ける。それは航空自衛隊の戦闘機パイロットも同じだ。
現場を離れた隊員のパイロットとしての技量を保持するための教習所ともいえる「支援飛行隊」。ときには自分より高位の「訓練生」を「指導」する場合もあるというちょっと変わった部隊をリポートしよう。
航空幕僚長も...