自衛隊・元副官たちが語る「なった者だけが得られる特別な経験」とは?
自衛隊には、指揮官を補佐する「副官」という任務があるが、一般的にはあまり知られていないのではないか?
そもそも「副官」とは、軍隊において司令官などの指揮官を補佐する将校(自衛隊でいう幹部)のことを指し、主に事務的な仕事を担うとされている。
副官の具体的な任務の内容は、仕える指揮官の役職によって大きく変わるという。そこで、現在航空自衛隊のトップを務める航空幕僚長・内倉浩昭空将の職歴をたどって、各役職でサポートしてきた歴代の副官3人が集結。当時の仕事について語ってもらった。
【内倉浩昭 空将】
戦闘機パイロットの現・航空幕僚長。鹿児島県出身。第37代航空幕僚長。F-15パイロットを経て第5航...