国賓を迎える自衛隊の「特別儀じょう」。100人が一糸乱れぬ動き、10年かけて真のベテランに
防衛省がある東京・市ヶ谷駐屯地内には、東部方面警務隊隷下の第302保安警務中隊が所在する。
その任務は、警護や道路交通統制、犯罪の予防など。それに加えて、国家元首や皇族、政府高官などの重要人物を政府として迎える際に行う特別儀じょうという任務が与えられている。
彼らは「特別儀じょう」に向けてどんな訓練を行っているのだろうか?
「百人一致」を目指し「練磨無限」の訓練を実施
「来賓に対して最大限の敬意を表す特別儀じょうは、毎回が真剣勝負です」
第302保安警務中隊長・清和3等陸佐は語る。
特別儀じょうの実施を許されているのは陸上自衛隊の中でも同隊だけであり、隊員として採用されるのも選ばれし者だ...