艦艇の専門知識を学ぶ「エンジンの学校」 教育現場に密着
島しょ部防衛強化のため、2024年を目標に陸上自衛隊と海上自衛隊の共同部隊である海上輸送部隊が新編されることになった。陸自ではこの部隊の新編に向けて、19年より海自術科学校などでの教育受講・研修および海自部隊への要員配置により、艦船の運航に必要な知識・技術を習得するための人材育成に取り組んでいる。
艦艇を動かすエンジンはサイズ、パワーとも大型で、その整備のために学ばなければならないことは山ほどある。とはいえ陸から海へと活躍場所が変わっても、陸自も海自も同じ仲間。機関員として奮闘する陸自学生の姿を追った。
横須賀の“エンジンの学校”で実物を使って教育する
艦艇の推進機関であるエンジン。その...