能登半島地震、自衛隊の災害派遣活動のすべて――発災から2週間の記録
2024年1月1日16時10分。最大震度7の巨大地震が石川県の能登半島を襲った。
発災直後には、航空自衛隊千歳基地のF-15戦闘機などが被災地の偵察のために発進。その後、石川県知事からの災害派遣要請を受け、本格的に災害派遣活動を開始し、翌2日に防衛省・自衛隊は統合任務部隊を編成、最大で約1万4000人態勢をもって、被災地で救難・支援活動を行った。2月2日には統合任務部隊を解散。
マモルでは、その32日間に自衛隊がなにをしたかを記録した。
前編となる今回は、2024年1月1日~1月14日の自衛隊の活動を紹介する。
災害派遣部隊の活動実績
能登半島地震の発生により、自衛隊では陸・海・空各自衛...