砲弾が飛び交おうとも食事を作る! 陸自「野外調理訓練」に密着
日々、厳しい任務に取り組む自衛隊員の健康と鋭気を生み出す隊員食堂。本誌マモルでは連載ページ「隊員食堂」で全国の隊員食堂の自慢メニューを紹介しているが、本記事では、その調理場に注目!今回は需品学校教育の野外炊事所に潜入してみた。
野戦場を移動しながら食事を作る
陸上自衛隊にはアウトドアで食事を作る訓練があるという。陸自唯一の調理専門課程である需品学校初級陸曹特技課程「給養」の、その名も野外調理訓練だ。その最終の総合訓練となる「組訓練」では、組長1人と組員5人の計6人が1班となり、陣地にいる中隊の人数分の食事を作る。
屋外で料理を作るというと、レジャーとしてのキャンプ飯などを想像しがちだが、...