戦艦「大和」は厨房も最新鋭だった!フードプロセッサーや大容量冷蔵庫も完備
約80年前の就役当時、世界の軍艦の最先端を行っていた大型戦艦「大和」は、その戦闘力や防御力のすごさがクローズアップされがちだが、実は艦内の厨房も最新技術にあふれていたのだ。
乗員の士気を高めるために、食事にも重きをおいていたことがよく分かる。ウェブサイト『乗りものニュース』の柘植優介氏が厨房や設備について教えてくれた。
調理員は選び抜かれたエリート
全長263メートル、基準排水量6万4000トン、乗組員は約2300人から多いときで約2500人(約3300人が乗っていた沈没時を除く)という世界最大の戦艦「大和」。艦内には冷房やエレベーターが設置され、物資不足の折も豪華な食事が提供されること...