人と犬が一体となって国を守る 入間基地「警備犬管理班」の思い
航空自衛隊の警備犬の運用および管理を行う部隊、それが入間基地にある警備犬管理班だ。1963年以降、航空自衛隊の警備犬育成の総本山として、警備犬の能力向上に関する研究を行ってきた。年を追うごとに存在感を増す、組織の役割と現状を紹介しよう。
こちらが真剣に向き合えば犬は必ず応えてくれる
警備犬管理班を訪れると、耳に飛び込んでくるのは、警備犬たちの元気なほえ声。実は私自身、大型犬を飼っていることもあり、犬に好かれる自信は多少なりともあったのだが、警備犬たちは誰も私に興味を持ってはくれなかった。彼らが見ているのは、ハンドラーだけ。ハンドラーの存在こそが全てなのだ。
「犬を飼ったことがなかったので...