火災、潜水、爆発の衝撃からも守ってくれる自衛隊の「特殊服」
敵の侵略や自然災害から、日本の国民を守るため日ごろからさまざまな状況を想定して訓練や任務に当たる自衛隊。その活動範囲は、火の中、水の中、空の上といった極限の環境から、爆発物の処理、化学兵器、ウイルスなどへの対応など実に多種多用だ。そのため、このような特殊な環境での任務を行うために、自衛隊には特殊服が装備されている。
陸・海・空各自衛隊が使用している特殊な環境下で活動するための装備品を紹介しよう。どのような環境でどのように使うのか、その特徴をまとめてみた。併せて実際に使用している隊員の声もお届けする。
特殊防火衣
航空機火災などの人命救助で活用
<SPEC>全備重量:約10㎏ 素材の厚さ:...