犬を育てる自衛官!? 入間基地「警備犬管理班」ってどんな組織?
自衛隊の警備犬とはその名の通り基地の警備を担当する犬のこと。しかし、近年は警備だけにとどまらず、大規模災害地に赴き、捜索などの人命救助活動で活躍する機会も多くなっている。
入間基地では、民間のブリーダーが育てた0~3歳の犬の中から、隊員が「警備犬としての素養がある」と判断した犬を一括購入し、警備犬を配備する全国の空自基地に配分しているのだ。
入間間基地に入隊した警備犬は、1、2年かけてさまざまな訓練を行いながら、空自独自の資格試験である「警備犬資格検定」をパスすることで一人前になるのである。
そんな入間基地の警備犬管理班は、自衛隊警備犬の訓練のほか、全国の基地に配備されている警備犬を扱う...