『ゴジラ』ではやられ役、悪の集団に描かれることも…昭和の自衛隊イメージ
自衛隊発足以来、映画やマンガなどのエンタメ作品に自衛隊は多く登場している。かつては怪獣に手も足も出なかった自衛隊は、やがて頼れる組織として実力を発揮し、自衛官が主人公となる作品も登場するようになった。
この記事では当時の作品を例にして、自衛隊史を学生に教える際の教材にしているという防衛大学校の相澤輝昭准教授に、1950〜70年代の国民が抱いていた自衛隊のイメージを語ってもらった。
エンタメ黎明期の自衛隊は、誤解と偏見にあふれていた?
この時代の自衛隊は好意的には描かれていません。多くの作品で自衛隊は怪獣のやられ役や謎の集団として登場しています。
特撮では「さまざまな作戦で怪獣に対抗するが...