遭難した潜水艦の乗員を救う潜水艦救難艦『ちよだ』。探索方法や延命措置など、過酷すぎるその救助活動とは?
海上自衛隊の潜水艦救難艦『ちよだ』は自力で浮上できなくなった潜水艦からどのようにして乗員を救い出すのだろうか。
最新の装備品を巧みに使いこなし、さらには過酷な訓練を重ねてきた隊員の力によって、初めて可能になる救出の一連の流れを紹介する。
STEP1:各種ソナーを使って遭難潜水艦を捜し出し、ハッチの位置などを確認
まずは遭難した潜水艦の位置を特定する。
護衛艦などが搭載しているソナーは、潜水艦のプロペラ音などをキャッチするものだが、沈んだ潜水艦は機関が停止し音を発しないこともある。そのため『ちよだ』のソナーは、こちら側から音を発して対象に当て、跳ね返ってきた音で位置を把握する2種類のアクテ...