爆破物処理を行うダイバーたち 「水中処分員」の訓練に密着
掃海部隊には水中処分員と呼ばれる水中で爆破物処理を行うスペシャリストがいる。「潜水」と「爆発物処理」の掃討という危険を伴う2つの任務が課せられた水中処分員の活動を紹介しよう。
体ひとつで危険な任務に臨む水中処分員とは
水中処分員は、Explosive Ordnance Disposal diverを略してEODと呼ばれている。EODになるには、潜水の基礎を学ぶ「スクーバ課程」、より詳しく潜水を学ぶ「潜水課程」を修了し、爆発物処理について学ぶ「水中処分課程」を経て初めて配置される。
「潜水」と「爆発物処理」という危険を伴う2つの任務が課せられているので、その道のりもとても険しい。EODは数...