自衛隊員が敵、味方に分かれて行う摸擬戦をリポート。最初の3日間はひたすら穴を掘り、陣地づくり
陸上自衛隊では、日ごろの訓練の熟練度を測るため、敵、味方に分かれての模擬戦を行い、戦地における行動、判断、 作戦能力などを審判が判定する「訓練検閲」という“実地試験”がある。
小隊レベルの少人数で行うものから、師団レベルの大規模なものまでさまざまだ。
その中から、2025年9月に東富士演習場で、第14普通科連隊(14普連)と 第35普通科連隊(35普連)が、攻撃側と防御側に分かれて7日間戦った「第10師団訓練検閲」をピックアップ。ここでは、訓練の最初の3日間で陣地を構築する様子をリポートする。
14普連が35普連の前線突破を狙う戦い
「第10師団訓練検閲」は、東富士演習場内の4、5キロメ...