海外で誘拐され監禁された…すきをみて逃げるのは却って危険な理由
当たり前のように平和だった日常が1日にして暗転したロシアによるウクライナ侵攻は、決して遠いよその国の出来事ではない。
自然災害と同じく、ある日突然襲ってくる可能性のある、理不尽な災厄から自分や家族を守るために、普通の市民ができることは何か。民間防衛に詳しい拓殖大学特任教授で、同大学防災教育研究センター長の濱口和久氏に、さまざまな有事における対処法を聞いてみた。
近くでテロが発生したら
日本人はテロをさほど身近に感じていないのが現状だ。しかし、過去には地下鉄サリン事件など凄惨なテロ事件も発生している。
爆弾が爆発した場合
<物陰に隠れ、状況を見て冷静に避難>
テロは、ホテルやショッピングセ...