空自初の無人偵察機「グローバルホーク」とは? パイロット経験者がモニターで遠隔操作
古今東西の軍隊において活用される偵察任務。自衛隊には陸上自衛隊と航空自衛隊に偵察を任務とする部隊が所在するが、どのような偵察を行っているのだろうか?
敵を偵察するには高い位置を取ることが重要である。それなら航空自衛隊の独壇場なのか?
長く偵察機RF-4E/Jを運用していた空自だが、ドローンなどテクノロジーの進化とともに、近年、偵察布陣が急激に変化しつつある。無人偵察機「グローバルホーク」を運用する偵察航空隊などを中心に、空自の偵察を紹介しよう。
有人機から無人機へ変わる空自偵察部隊
航空自衛隊には偵察専門部隊として偵察航空隊が1961年に松島基地(宮城県)で発足。75年に百里基地(茨城県...