防災のプロが持っていく「避難所のマストアイテム」
被災後、家が倒壊した場合などは避難所で生活することになる。何かと不便でプライバシーもない避難所生活は、ストレスがたまるもの。国際緊急援助隊医療チーム(注1)に所属し、国内外の被災地で国際災害レスキューナース(注2)として活躍していた辻直美氏は、「自分がどんなことに対して敏感か、苦手かを認識しておくこと」が、避難所でストレスを軽減して過ごすためのコツだと言う。
衛生面や臭い、人との距離感など、自分が何に対して敏感かを把握しておけば、それに対処する方法はあるからだ。辻さんが提案する対処法のいくつかを見ていこう。
注1:国内外で大規模災害があると、日本政府から緊急に招集されて医療援助を行う独立...