日本最西端の島で24時間監視を続ける「与那国沿岸監視隊」
わが国の防衛態勢は、近年、中国の海洋進出や頻発する北朝鮮のミサイル発射実験などを念頭に、日本の南西地域で自衛隊を増強する方針、いわゆる南西シフトが進んでいる。それに伴い、ここ10年の間に、島しょ部に新たな駐屯地・基地が次々と新設された。
与那国島にやって来た“自衛隊さん”たちは、どのような設備で、いかなる任務についているのか、案内しよう。そして美しい島を守る隊員たちにも話を聞いてみた。
素晴らしい景観を誇る日本最西端の自衛隊施設
【与那国島の基本情報】
面積:約28平方キロメートル /人口:約1600人/主要産業:水産業、畜産業、農業、観光業
東京から直線距離で2000キロメートル離れた...