使われなくなった自衛隊装備品はどこへ行く? 調べてみた
ひっそりと現役を退く装備品はいったいどのような余生を送ることになるのだろうか。調べてみた。
売却されない、退役した装備品たちはどこへいく?
自衛隊の装備品は、武器という特殊な性格を持つものが多い。耐用年数が当初の設定を過ぎたり用途が廃止されると処分されることになるが、その処分はわれわれが不用になった日用品をリサイクルショップに持って行くことをイメージすると分かりやすい。
つまり、価値がまだありリサイクル品として店に買い取ってもらう場合と、価値がないためお金を払って処分してもらう場合の2種類に分かれる。不用となった装備品は、裁断や溶解処理をして鉄くずやスクラップとして売り払うことが基本だ。...