“料理で国を守る”自衛隊員「給養員」にインタビュー やりがいや日々の苦労は?
第一線部隊で国を守る隊員もいれば、おいしい料理で国を守る隊員もいる。毎日限られた時間内に大量の食事を作る自衛隊の「給養員」だ。
多くの人がもともと料理を作るのが好きだったというが、なぜこの仕事を選んだのだろうか。給養員たちに任務の苦労と喜びを聞いた。
昔も今もおいしいの一言がやりがいにつながっています
この道26年。熊谷基地きってのベテラン給養員である挺屋防衛技官は、皆の取りまとめ役として頼りになる存在だ。特に若手に教えているのは、疲れない調理の仕方だ。「とにかく量が多いので、力任せにやっているとすぐにばててしまいます。どうすれば楽に調理できるのか、そのコツを指導しています」。
実は父親...