日本の航路を守る! 無人潜水機「S-10」に与えられた任務
海に囲まれた日本が他国からの侵略を阻止するために必要不可欠となるのが海上自衛隊の掃海部隊だ。海の爆弾である機雷を、海中や洋上から除去する掃海。また、逆に敵の侵入を防ぐ機雷を敷設するのも掃海部隊の任務となる。
毎年7月に海自の機雷戦能力の向上のために実施される「陸奥湾機雷戦訓練」では機雷敷設訓練、機雷掃海、機雷掃討および水中処分員(EOD員)による機雷処分訓練「ヘローキャスティング訓練」が行われた。ここでは、併せて実施された「機雷掃討訓練」についてリポートしよう。
機雷処分具(水中航走体)を使った機雷掃討訓練とは?
ヘローキャスティング訓練前に、同じ海域で、機雷掃討訓練が行われた。取材班を...