自衛隊のルーツ「警察予備隊」はなぜ生まれた?アメリカによる占領政策の変遷について専門家が解説
自衛隊の前身である「警察予備隊」はどのような歴史の流れの中で生まれたのか? その契機となったのは、1945年に日本がポツダム宣言を受諾した後に行われた連合国の占領政策だ。
占領政策の始まりや、その後の転換について、元防衛大学校の准教授・相澤輝昭さんに解説していただく。
連合国による占領政策と日本の「非軍事化」
「自衛隊史」の前史として、第2次世界大戦の最末期の1945年7月に、アメリカ、イギリス、中国の政府首脳の連名で日本に無条件降伏を勧告した「ポツダム宣言」の受諾を経ての連合国による占領政策について述べてみたいと思います。
占領政策の当初の目的は、一言でいえば日本の「非軍事化」であり、...