ウクライナ侵攻でも効果を発揮、宇宙の「軍事利用」は今どうなっている?
1982年9月、アメリカ軍に宇宙領域の防衛を担務する「宇宙軍団」が新設、2020年には自衛隊にも「宇宙作戦隊」が設置され話題になった。通信や放送、GPSの利用など、今や宇宙空間を飛ぶ衛星が生活インフラの一部となっている。戦争においても、戦車や軍艦、ミサイルなども、衛星なくしては力を発揮できないといわれている。
各国の軍事利用が進む宇宙領域の最前線を解説
21世紀になり活発化している各国の宇宙開発。ただ宇宙は地球上と違う特殊な環境下にあるため、その軍事利用はこれまでとは違った新しい展開を見せている。宇宙開発と軍事の関係にくわしい宇宙・科学ライターの大貫剛氏に世界の宇宙開発事情を聞いてみた。...