陸上自衛隊最大の部隊「普通科」 その役割とは?
わが国最大規模を誇る防衛組織・陸上自衛隊には、その役割に合わせて16の職種があり、その職種などに基づき部隊名が決められています。戦車部隊がある「機甲科」や航空機を要撃する「高射特科」、主に陣地の構築、渡河支援を行う「施設科」などは、職種名を聞いて任務内容を想像できますが、では「普通科」の任務は? と聞かれると分からない方が多いのではないでしょうか?
全部で16ある陸自の職種の中で最も隊員数が多く、骨幹部隊ともいわれる「普通科」。その実態を分かりやすく解説しましょう。
なぜ「普通科」と呼ぶ? 知らなすぎる普通科の概要を解説しよう
幅広く総合的な戦闘能力を有し、あらゆる局面で活躍が可能な陸上...