まるでフェス!ボン・ジョヴィで踊る「盆ジョヴィ」

ロックに古典的な盆踊りの振り付けが話題の「盆ジョヴィ」は日本中に広まっている(写真提供/中野駅前大盆踊り大会実行委員会、齋藤功) ※写真は以前のもの
2013年から毎年8月に東京都中野区で開催され、通称“ナカボン”と親しまれている「中野駅前大盆踊り大会」。
同イベントの盆踊りは、ステージでDJが会場を盛り上げ、伝統的な音楽に加えてダンスミュージックに合わせて踊るブラジルの「マツリダンス」に近いスタイルが人気だ。
中でも注目を集めているのが、アメリカのロックバンド「ボン・ジョヴィ」の楽曲で踊る「盆ジョヴィ」。ロックのリズムと盆踊りの振り付けがマッチした盆ジョヴィはSNSで話題となり、リーダーのジョン・ボン・ジョヴィ本人から、「この夏も(ボン・ジョヴィの)曲で楽しんで」との公認コメントも。
25年には約9万人が来場した大イベントとなっている。
主催:中野駅前大盆踊り大会実行委員会
2026年開催情報:8月1、2日
会場:中野四季の森公園周辺(東京都)
会場住所:東京都中野区中野4-13
参加費:無料
“無音”で踊る「サイレント盆踊り」
ヘッドホンを付け踊る祭り参加者。「踊りに没入できる」という高評価の声も挙がっている(写真提供/AFPBB) ※写真は以前のもの
日本の伝統的な盆踊りも、少子高齢化による人手不足や近隣住民からの「音がうるさい」といった苦情により開催が中止となるケースが増えているという。
これを逆手にとり工夫したのが「無音盆踊り」。
愛知県東海市で2009年に始まったこの踊りは、踊り手がFMラジオのイヤホンを付け、電波で配信される曲を聴きながら踊る。会場には音楽が流れず、静寂のなかで踊るスタイルだ。やぐらの太鼓もたたいているふりで、会場には踊り手が手をたたく音だけが響く。
この無音盆踊りは話題となり、住宅密集地の屋外でも楽しめる盆踊りとして今では全国各地で開催されている。
主催:ザ・おおたジャンプフェスティバル実行委員会2026年開催情報:8月8、9日
会場(昨年):太田川駅東側どんでん広場(愛知県)
会場住所:愛知県東海市大田町後田52
参加費:無料
EXILE ÜSAさんが振り付けの「NEO盆踊り」
特設やぐらステージでリズミカルな「NEO盆踊り」を披露し、参加者と一緒に踊りを楽しむÜSAさん(写真提供/南大隅町) ※写真は以前のもの
ダンスボーカルユニット「EXILE」のパフォーマーとして活動するÜSAさん。
彼が始めた、担い手不足が深刻な農業に興味を持ってもらうため子どもたちと野菜を育てる「オドル野菜プロジェクト」。この収穫祭で大地の恵みに感謝する踊りとして盆踊りをヒップホップ風にアレンジした「NEO盆踊り」を披露。
リズミカルな音楽に合わせて、伝統的な盆踊りの手拍子や動きを取り入れながら、種まきや畑の耕し、収穫の喜びなどを表現するのが特徴だ。収穫祭は2022年から毎年開催されており、25年の同祭には約5000人が参加。収穫の喜びを踊りで分かち合っている。
主催:南大隅町
2026年開催情報:8月11日
会場:みなと公園(鹿児島県)
会場住所:鹿児島県肝属郡南大隅町根占川南718
参加費:無料
仮装も楽しむ「妖怪盆踊り」

25年の妖怪盆踊り。仮装は本格的なものでもワンポイントでもOKで、参加者は思い思いの“妖怪”に扮している(写真提供/妖怪盆踊り2026)
東京都立川市では参加者が妖怪に扮装する盆踊り「妖怪盆踊り」が開催されている。
これはお盆に先祖の魂を迎える盆踊りの “霊界”のイメージと、妖怪の“異界”の世界観が似ていることに着想を得て2019年(1回目は東京都福生市で開催)から始まり、コロナ禍の中止を経て26年に6回目を開催。
盆踊りが行われるやぐらステージエリアに入る場合は、妖怪の仮装や浴衣といった和装をするなどのドレスコードがあり、多彩な妖怪が踊る姿はまさに百鬼夜行(無料エリアは仮装なしで参加可)。
10月開催ということから「日本版ハロウィン」と話題で、仮装も盆踊りも楽しめるイベントだ。
主催:妖怪盆踊り実行委員会
2026年開催情報:10月10〜12日
会場:GREEN SPRINGS(東京都)
会場住所:東京都立川市緑町3-1
参加費:無料。有料エリア入場券、1日券・各3500円、3日通し券・1万円+ドレスコードあり
(MAMOR2026年8月号)
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<文/編集部>
ー自衛隊で盆踊りー
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです
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