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どうして国を守るのか?
ロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年、マモル編集部では、いわゆるZ世代と呼ばれる若者たちを対象に、国防に関するアンケート調査を実施しました。
「もし日本が侵略されたら戦いますか?」
この問いかけに7割を超える若者が、「戦わない」と回答しています。第2次世界大戦が終わって今年で80年。
わが国は平和を享受してきました。しかし世界に目を転じれば、各地で若者たちが戦って、家族や大切な人を守ろうとしています。彼らは、なぜ戦うのでしょう?
今、なぜ国を守るのか?を読者と共に考えてみたいと思います。
世界53カ国と日本の架け橋 平和を結ぶ“大使”、防衛駐在官
連載「Air Mail」でおなじみ防衛駐在官(以降、防駐官)は、語学力はもちろんのこと、コミュニケーション能力、情報収集力、異国での環境に対する順応能力など、マルチタスクに対処する力が求められます。
基本は家族を帯同するために、妻や子どもも、外交の、一翼を担うことがあります。そこで、赴任が決まると、準備に、われわれが知らない苦労があるようです。
防駐官は、どのようにつくられるのか、その一端をご紹介しましょう。