全世界で大ヒットを記録しているスカイアクション映画『トップガン マーヴェリック』と、航空自衛隊による夢のコラボが実現! トム・クルーズ搭乗機体を模したF-15戦闘機の記念塗装が、小松基地航空祭の開催にあわせて登場した。
“マーヴェリック”の愛機を再現!
記念塗装に選ばれたのは小松基地 第306飛行隊のF-15戦闘機 52-8951号機。
塗装には、トム・クルーズ演じるピート・ミッチェル大佐が搭乗した、アメリカ海軍F/A-18E/F「スーパーホーネット」を模したデザインが採用された。特徴的なブルーのライン、パイロット名のステンシルなども再現されている。
同機が所属する第306飛行隊は、F−15戦技課程として対戦闘機戦闘に特化した訓練を行い、優れた戦技指導者を養成してきた。これが別名“ファイター・ウエポン”と呼ばれたことから、日本のトップガンと称される。
トップガンのコラボ塗装、なぜ実現した?
航空自衛隊では、隊員の士気高揚を図るとともに、航空自衛隊の広報活動に寄与するため、期間を限定し航空機のマーキング(記念塗装)を行っている。
映画『トップガン マーヴェリック』が伝える国を守るということ、任務への誇り、戦闘機パイロットとそれを支える仲間の姿などは、航空自衛隊の活動と通じるものがあることから、映画で使用されている塗装を小松基地航空祭で実施することで、航空自衛隊への理解及び親近感の醸成を目指すという。
この記念塗装機が見られるのは9月19日(月)に行われる小松基地航空祭の前後期間のみ。航空祭では同機の展示飛行も予定している。また、訓練などで基地周辺を飛行しているため、あわせてチェックされたい。
※小松基地航空祭の入場受付は既に終了しています。