百里基地で演奏協力をする航空中央音楽隊（提供：防衛省）
圧倒的なかっこよさで戦闘機パイロットへの志願者を激増させた映画『トップガン』（1986年）。多くの自衛官にも影響を与えたトップガンの続編『トップガン マーヴェリック』が、コロナ禍での公開延期を乗り越え、2022年5月27日に公開が始まった。このプロモーション用特別映像の撮影に航空自衛隊が全面協力。その模様を紹介しよう。
百里基地で行われた特別映像の撮影
特別映像は、航空自衛隊百里基地にて収録。トム・クルーズ演じるマーヴェリック役の吹き替えを務める声優・森川智之さんが14人の吹き替え版キャストを発表する場面が、空自の航空中央音楽隊と百里基地に所在する第7航空団の協力で撮影された。
F-2戦闘機が駐機するエプロン地区で演奏をする航空中央音楽隊（特別映像より）
訓練中の隊員がキビキビと動きまわりF-2戦闘機が並ぶエプロン地区で航空中央音楽隊が奏でるのは、『トップガン』を代表する名曲「Top Gun Anthem」。演奏が響き渡るなか、フライトスーツに身を包んだ森川智之さんが姿を現す。森川さんが悠然と歩きながら行きついた先はパイロットと整備員たちが待つ格納庫内。隊員たちを前に、マーヴェリックさながらに超豪華な吹き替え声優ラインナップを堂々と発表。
熱いまなざしで森川さんの発表を聞く第７航空団の隊員（特別映像より）
撮影はさまざまなアングルで行われ、航空中央音楽隊の演奏場面では華麗なギターソロも披露。『トップガン マーヴェリック』のテーマである“胸熱”にふさわしい気持ちが高ぶる場面を見事に演出した。
熱いギターソロは特別動画を盛り上げるハイライトシーン（提供：防衛省）
特別動画は、森川さんがF-2戦闘機に乗り込み、隊員に見送られながらテイク・オフする場面で締めくくられる。迫力あるF-2の離陸シーンなど、航空自衛隊の全面協力がなければ実現できなかった特別動画を本編と併せて楽しみたい。
『トップガン マーヴェリック』と航空自衛隊のコラボ動画が公開。音楽隊による生演奏も
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『トップガン マーヴェリック』豪華声優陣を紹介！
『トップガン マーヴェリック』作品情報
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監督：ジョセフ・コシンスキー
出演：トム・クルーズ、マイルズ・テラーほか
5月27日より全国ロードショー
配給：東和ピクチャーズ
日本語版 吹き替えキャスト情報
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マーヴェリック：トム・クルーズ（森川智之）
ルースター：マイルズ・テラー（宮野真守）
ハングマン：グレン・パウエル（中村悠一）
フェニックス：モニカ・バルバロ（内田真礼）
ボブ：ルイス・プルマン（武内駿輔）
ペイバック：ジェイ・エリス（木村昴）
ファンボーイ：ダニー・ラミレス（内田雄馬）
コヨーテ：グレッグ・ターザン・ラミレス（杉村憲司）
ホンドー：バシール・サラフディン（三宅健太）
サイクロン：ジョン・ハム（加瀬康之）
ウォーロック：チャールズ・パーネル（楠大典）
ペニー：ジェニファー・コネリー（本田貴子）
アメリア：リリアナ・ウレイ（水瀬いのり）
グース：アンソニー・エドワーズ（平田広明）
キャロル：メグ・ライアン（斎藤恵理）
アイスマン：ヴァル・キルマー（東地宏樹）
＜取材・文／マモル編集部＞
