愛のキャッチボールと花束と
イラスト・マンガ / ふじいまさこ
1士のときに付き合い始め、お互い曹(注1)に昇任したら結婚したいと考えていました。夫が先に昇任し、その2年後に私も昇任できて無事に入籍。入籍後、交際中もよくしていたキャッチボールを公園ですることに。
そのとき、飛んできたボールに「幸せになろう」の文字と入籍日が記載されていて感動しました。帰りの車中でオレンジ色のバラ7本を夫からもらいました。バラの色は私が好きな色で、本数は付き合った年数分だと聞き、さらに感動です。(3等陸曹夫婦・妻)
(注1)自衛官は「曹」になると「非任期制」となり、定年まで勤めることができる
大仕事を終え、決意のプロポーズ
私が長期間の海外派遣から帰隊したタイミングで「結婚するなら今だ」と思いました。帰国後の休暇を利用した旅行中、景色のきれいな岬でプロポーズ。私が教育(注2)のため別の任地で離れ離れだったときも、何度も地元から会いに来てくれたので「この人と結婚したい」と決意していました。(3等陸曹・妻は民間人)
(注2)自衛官は任務に必要な知識や技能の習得のため、数カ月~数年間、全国各地にある教育機関で専門的な教育を受けることがある
私の言葉を何でも拾う名レシーバーにグッときた
入隊年度が同じで、教育隊で出会った2人。私は一人子で独り言が多く、交際中に夫がその独り言を拾って返事をしてくれるのが新鮮でした。そんな関係性がとても居心地がよく、職場での夫の人望の厚さにもグッときて結婚を決意しました。(3等陸曹夫婦・妻)
ずっと待っていてくれた彼女。クリスマスイブにプロポーズ
妻との出会いは駐屯地の仲間が開催してくれた合コンです。交際期間は約6年ですが、その間に災害派遣の任務で長期間連絡を取ることができない時期もあり、寂しい思いをさせてしまいました。でもそんなときもずっと待ってくれて、「結婚しよう」と決意。
勝負の日を12月24日のクリスマスイブに決め、遊園地の観覧車が頂上に達したそのとき、「結婚しよう」とプロポーズ。内心でドキドキしながら観覧車に揺られたことを覚えています。(2等陸曹)
交際中はこっそり。結婚後は堂々と
周囲には交際をあまり公にしていなかったころ、2人とも営内(注3)暮らしで、一緒に基地を出入りするのがちょっと恥ずかしいなと思っていました。なので当時はばらばらで外に出て近くのコンビニエンスストアで待ち合わせてからデートへ。こんなハラハラを楽しんでくれたのが結婚する決め手の1つだったかも。結婚後は堂々と!? 2人で基地に出入りしています。(3等空曹夫婦・妻)
(注3)基地・駐屯地内にある隊員が居住する隊舎のことを「営内」と呼ぶ。曹長以下の自衛官は、営舎内での居住が原則として義務付けられている
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(MAMOR2026年6月号)
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです
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