宮城県に所在する東北方面隊最大の施設科部隊「陸上自衛隊 第二施設団」隊歌をご紹介します。
自衛隊には数多くの部隊があり、中には自隊のテーマソング「隊歌」を持つ部隊もあります。
その歌詞を読むと、国を、地元を愛する気持ち、家族、仲間を想う気持ちが表されて、各隊員の心意気が伝わってきます。そんな隊歌にあなたも触れてみてください。
第2施設団とは…

船岡駐屯地ホームページより(https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/funaoka/camp_funaoka/contents/1-4-unit/1-4-unit.html)
陸上自衛隊船岡駐屯地(宮城県)に所在する、東北方面隊最大の施設科部隊。
戦闘部隊を支援するため、各種施設器材を用いて陣地の構築や障害の処理、渡河などの作業を行う。
「陸上自衛隊 第二施設団隊歌」の歌詞を紹介

適切な場所に素早く指揮所を造る訓練
一
有史幾とせ承けつぎて
すがしき山河みちのくに
国土の護り託されし
精鋭ここに集いたる
われらは第二施設団
二
見よ災害の復旧に
文化をひらく建設に
機械整備の精妙に(1)
尽くすわが技いやたかし
われらは第二施設団
三
いざやわれらの任重く
錬成の道尽きぬとも
さらに磨かんわが精神(2)
さらに鍛えんわが技術
われらは第二施設団
この歌詞を解説
(1)災害復旧や部外工事で使用する施設器材の整備、道路工事の技術が優れていて巧みなこと
(2)必ずや任務をやり遂げようとする心
<作詞/斎 光雄、岩見匡洋 作曲/落合四郎>
施設科隊員の未来への道しるべが刻まれた歌
「1967年4月の第8回駐屯地創立記念式典で当歌が初披露されたようです」と教えてくれたのは、第2施設団本部付隊の髙野2等陸曹だ。
61年の第2施設団創隊以来、隊歌がなかったことを憂慮した当時の団長が、隊員の士気高揚を目的に作ることを指示したとのこと。
残念ながら、作詞者、作曲者の情報は残っていないというが、彼らの思いは現隊員らにも伝わっているようで、「1番の歌詞には東北の守りの要としての自負と気概が、2番の歌詞には災害派遣・部外工事における第2施設団の技術力の高さが、3番の歌詞には未来に向けて努力を惜しまぬ決意が込められています」と、髙野2曹。
特に1番の歌詞にある「国土の護り託されし」の部分を歌うときは、自衛官としての任務の重さに改めて身の引き締まる思いがするという。
現在は新隊員教育の中で、また朝礼時のBGMなどで流されているという隊歌。
「団創隊以来、60数年の歴史の重さに畏敬の念を覚えるとともに、われわれ施設科隊員の未来への道しるべが刻まれた素晴らしい曲だと思います」と髙野2曹が太鼓判を押す隊歌を、ぜひ聴いてみて!
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<写真提供/防衛省>
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです

