6年前にリノベーションされた陸上自衛隊小平駐屯地(東京都)の女性隊員用の隊舎には、居室はもとより、ミニキッチンや洗面所、シャワールーム、トイレ、洗濯室、娯楽室、トレーニングルームなど、生活に必要な施設が備えられている。隊舎全体が明るい雰囲気で清潔感のある居住空間だ。
この隊舎に、テレビ番組でマンションなどの物件情報をリポートしているタレントの榎本ゆいなさんが潜入。
隊舎での生活を体験してもらい、その感想を語ってもらった。
生活環境の改善のためのリノベーションを実施

自衛隊に入隊してすぐに配属される教育隊から始まる、隊舎での生活。
1部屋に6~10人で共同生活し、6時の起床から23時の消灯まできっちり決められたスケジュール通りの厳格な行動が毎日求められる……。そんなハードな生活をイメージされがちな自衛隊ぐらしに近年、変化が見られるという。
仕事と生活の調和である「ワーク・ライフ・バランス」や「働き方改革」という考え方を重視する社会の風潮にともない、自衛隊でも、職場や生活環境の改善が推進されるようになってきたのだ。
そこで、日ごろ、厳しい訓練や任務に従事する自衛官が、オンとオフを切り替えるための快適な暮らしや、プライベートを充実させるため、隊舎のリノベーションが順次、進行している。
教育隊以外では居室は1部屋につき3、4人、さらには個室化も進み、娯楽室などの共同スペースの最新化などが実施されているのだ。
例えば、小平駐屯地では、すでに女性隊員用の隊舎をリノベーション済み。その詳細を、自衛隊員の1日の生活に沿って、榎本さんにリポートしていただこう。
小平駐屯地での1日を再現リポート
6:00 起床
おはようございます! 柔らかな日が差し込むキレイな部屋ですね。ベッドのマットレスの硬さもちょうどいいしぐっすり眠れそう。ヘッドボードにはお気に入りの香りのアロマオイルなんかも置けて快適そう♪
6:40 洗濯

シーツを洗濯室で洗って、乾燥機で乾かすこともできますが、この広い屋上で物干し台に干すこともできるそう! こうすればシーツが、お日さまの匂いになって今晩も気持ちよく眠れそうですね。
7:00 メーク

広々としたスペースの洗面所でメークをしてみました。これだけ洗面台があれば、混み合わないでメークができますね。照明は天井だけじゃなく、鏡の上にもあって、まるで“女優ミラー”みたいです。お肌の調子も分かってちゃんとおめかしできますね!
12:00 ランチ

隊員さんたちは栄養価がしっかり計算されたカラダに優しいランチを食べているそう。今日は週に一度の「麺献立」の日でした。小松菜とじゃこと豚肉のソース焼きそば、シューマイ、ご飯、中華スープ、リンゴジュース、私も全部おいしくいただきました!
17:20 フィットネス

隊舎に富士山が見えるトレーニングルームがあるんですね! トレーニングマシンも充実しているので、フィットネスをするには最適な施設だと思います。私もバランスボールに乗ってみました!
18:30 シャワー

とってもキレイで明るいシャワールームでビックリ! シャワーの水圧も完璧! ここで1日の疲れを洗い流せば、気分もスッキリして、また明日頑張るためのパワーをもらえそうですね!
20:00 娯楽

へぇ~! 娯楽室まであるんですね。適度な広さがあって落ち着いた雰囲気で女性同士でおしゃべりをするのもいいし、1人でぼんやりするのもいいなって思う空間です。私だったら、SNSで友だちとやりとりしたり、ゲームをしたり、かな?
【榎本ゆいなさん】
2002年、福岡県出身。女優やタレント、モデルとして活躍。22年から情報番組『王様のブランチ』(TBS系)にブランチリポーターとして出演中
(MAMOR2025年10月号)
<文/魚本拓 写真/鈴木教雄>
※記事内容は上記掲載号の発売時点のものです

